お知らせ

活動報告(2025-11-15)

saito@chokaitribe.jp

講演・勉強会「地域おこし協力隊だからこそ見えてきた由利本荘」開催

2025年11月15日(土)
矢島地域にある「鳥海山麓地区総合案内所」を会場に、由利本荘市の地域おこし協力隊としての活動が今年で3年目になる柳原正さんに講演をしていただきました。

今回は久しぶりにお食事付きの会としての開催。
新米のおにぎりにカナカブの漬物とたくあん、きのこ汁、鳥海高原野菜のポトフ、さらに子吉川で釣れた鮎の塩焼きと、季節を感じるランチを用意しました。「鳥海山麓地区総合案内所」には囲炉裏があり、そこで鮎を焼きながら和やかに食事。とても美味しくいただきました。

囲炉裏で鮎を焼きます
子吉川で釣れた新鮮な鮎
贅沢なランチです
囲炉裏を囲んでしばし歓談

由利本荘市 地域おこし協力隊員の柳原さんは長野県諏訪地域の出身(生まれは東京)で、もともと映像制作の仕事をされていました。2023年4月に「アウトドアレジャー担い手プロジェクト」の一員として着任し、現在3年目。その豊富な経験を活かし、アウトドア情報番組の制作やキャンプイベントの開催など、由利本荘の自然や施設を活用した活動を行っています。

柳原さんの出身地である長野県茅野市は近隣に諏訪湖、霧ヶ峰高原、八ヶ岳、さらには諏訪大社と、全国的にも有名な観光地がひしめき合う地であり、観光先進地です。その地に拠点を置きながら、映像制作業務を通じて全国各地を飛び回ってきました。
登山はもちろん、様々なアウトドアアクティビティにも精通し、映像や写真を通じて発信もできる。そんな柳原さんが、自分の経験を活かせる場として由利本荘市を選び、地域おこし協力隊員として活動することを決断し、今に至ります。

由利本荘で様々な人に会い、話をし、一番驚いたことは「地元の人が、地元を知らない」ということだそうです。これはまさしく、地元で活動するわれわれも感じていることです。高校を卒業するまでに果たして何人の子どもが、法体の滝や竜ヶ原湿原を訪れるでしょう。「地元のいいところ」を友人や旅行者に勧めることができない、そしてここには何もないと思っている人(おもに大人)がたくさんいます。「地元のいいところ」を知ることは、地元を好きになることの大一歩。その気持ちがひろがることで、ここが訪れたくなる場所になり、観光はもちろん、Uターンや移住に繋がっていくと思います。

また、「鳥海山を眺めながら飲食できるお店がない」、「お土産・グルメ・地域特産が少ない」ということも残念な点とのこと。鳥海山がそこにあることがあたり前すぎて、そのロケーションを活かしきれていないのかもしれません。

参加者からは、由利本荘市の現状の課題についての質問、意見が多くありました。
鳥海山を中心とした山麓・高原エリアが持つ観光資源としてのポテンシャルは誰もが認めるところです。それをどのように活かしていくかは、大規模な資本の進出でもない限り、この地域に暮らす人々が自分事として考え、舵を取る行政と協力して方向性を導いていく必要があります。そのためにも、柳原さんのような知識も経験も豊富な方の意見に耳を傾け、多角的視点で判断しなければなりません。できればスピード感を持って。
来年度以降も柳原さんは由利本荘で活動を続けるとのことですので、今後も協力しながら鳥海山麓の魅力の掘り起こしを行っていきたいと思います。

諏訪湖、霧ヶ峰、八ヶ岳、諏訪大社…。
また訪れてみたい場所が増えました。

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