活動報告(2025-07-18)
「矢島口から八塩山を登ろう」開催
2025年7月18日(金)
由利本荘市を代表する山である「八塩山」は、東由利地域と矢島地域の境界に位置します。
東由利地域のシンボルとも言える山で登山道も整備され、地域の人々はもちろん、登山愛好家からも、四季折々の登山を楽しめる山として親しまれています。
その八塩山の矢島口登山道は、地元の人にすら認知度の低いマイナー登山道。矢島の人にとってはやはり目の前が鳥海山ということもあるんでしょうか…。ただ、かつては交易や信仰の道として、人々が往来した道だったとのことです。
矢島地域坂ノ下にある鳥海山国際禅堂から先は未舗装の林道となる。その林道を10分ほど進むと、終点に車を数台停められるスペースが現れます。ここが八塩山矢島口のスタート地点となり、ルートを案内する立派な看板が立っています。
いよいよここから登山を開始。ブナの林を進みます。
すでに夏の強い日差しが降り注ぎ、蒸し暑い秋田らしい季節に突入しており、森の中でもさほど涼を感じないコンディション。
最初の標柱により、片道4.4キロの行程であることがわかりました。
倒木などもなく、枯れ葉を踏む歩きやすい登山道ですが、とにかく最初に登ります。
2つ目の標柱で神代山(636メートル)のピークであることがわかりました。
そこからは下ったり登ったりの尾根道をひたすら歩きます。
ほぼ中間地点。尾根道の途中に「鳥海町口」を示す標柱。しかも0.2km。
すぐそこまで車で到達可能な登山口が存在するようです。果たして通行可能な林道なのか、気になるところです。
そしてこのコースの見どころの一つである「赤石観音」に到着。
お酒が供えられており、現在でも詣る人がいらっしゃるようですが、調べてもその由来等わかりませんでした。それでも道中のシンボルとして人々に信仰されてきた観音様であろうことは感じられました。
残り1キロを切り、再び勾配がきつくなってきました。「いよいよ八塩山が近い」と感じる最後の登りです。
約2時間で八塩山山頂に到着。眼前には東由利地域が望めます。
残念ながら八塩山神社は倒壊していました。
山頂にある「八塩山荘」の銘板には「宏幸」の署名が。
こちらは東由利出身の絵本作家 高橋宏幸先生の書をもとに製作されたと思われます。
山頂滞在も含め、約10キロ=約5時間の行程です。
あまり人が入っていない道だとは思いますが、登山道自体は荒れているといったこともなく、ブナに囲まれ尾根道を歩く、気持ちの良いロングコースです。
秋には素晴らしい紅葉が期待できます。
バラエティに富んだ八塩山登山の1コースとして紹介できれば、訪れる人も増えそうです。
「低山から鳥海山を眺めよう」というコンセプトで探せば、たくさんの周辺エリアの登山道があります。
登拝道、低山登山、トレッキングなど、地域に埋もれた魅力を掘り起こす余地はまだまだありそうです。






















